2012年8月26日日曜日

採譜ソフト

音解析ソフトを作って実験してみました。
公開用のアイディアはまだありませんが、せっかくなので実験の様子をまとめます。
 
■ピアノだけでニュースキャスターの声をどれだけ表現できるか?
(1)ニュース放送をフーリエ変換で周波数解析
(2)ノイズや倍音など不要な要素を除去(←ここ奥が深そうなので適当)
(3)ピアノ音階への丸め込み、補正
(4)MIDI 形式でファイル出力
(5)(PC でも再生できるけれど)、愛用の電子ピアノにMIDIを出力して演奏させる
 
自分で演奏するのは到底無理な凶悪な楽譜になりましたが、自動演奏だと思ったより声っぽく聞けて面白かったです。→Youtube: http://www.youtube.com/watch?v=-M4udTVy3kA

 




2012年6月8日金曜日

家にあった物だけで超簡易3Dスキャナを作ってみた

ここのところ無形のソフトばかりいじっていましたが、久々にリアルな工作で、とことん手抜きをした即席品です。動画のネタとしても面白いかと思ったのですが、探してみたら似たネタでもっと凝った動画があったので、やめて blog だけにします。

材料は以下です。どれも家にあったものです。
上の二つは若干特殊かもしれませんが、他はいたって普通なものでしょう。

・レーザーポインタ
・電動ドライバ
・カメラ
・ワイングラス
・板切れ
・ガムテープ
・紐
・新聞紙

レーザーポインタの光を透明の円柱にあてると光が屈折して直線状にできるので、これを照射したものをカメラで撮影してスキャンをします。この方法で3Dスキャナを作っている事例をネットで目にしたのが工作のきっかけです。

今回は、ワイングラスの柄の部分で試してみました。
板の上に、位置調整用に丸めた新聞紙を挟んでワイングラスとレーザーポインタを貼り付けるだけです。知人にゴミと評された設計ですが一応動きます。

本当にゴミですね。
このゴミを紐で吊るし、電動ドライバの軸で紐を巻き上げてゆっくり上から下へ動かしました。自動で等速直線運動させることによって、撮影も画像処理も楽にできます。


レーザーの線が物体をなぞっていく動画が撮影できるので、フレームごとに赤色検出するソフトを作り、計算して3Dの情報にします。このあたりは昔作ったソフトを再利用できたので意外と楽でしたが、そうでないとわりと苦労しそうです。

今回は一方向からしか撮影していないのでほんの一部の情報しかありませんが、一応3Dモデルらしくなりました。



実験台は自分自身です。目を閉じていても、瞼の上をレーザーが通る感覚が怖かったです。

2012年4月1日日曜日

Android - 文字顔カメラ Version up

Android 文字顔カメラを半年ぶりくらいにバージョンアップしました。
きっかけがあってソースを見直したら色々機能追加したくなり、最終的に大変更になりました。
その変更の一つで半角文字モードに対応してみたのですが、予想通り日本語フォントに比べると表現力がいまいちでした。なおかつ、メール添付など別ソフトに貼り付けた場合、携帯の半角文字は等幅でないのが普通なので混乱しそうです。

でもせっかく作ったのでリリースしました。