Maker Faire 展示会用に製作したネタの一部を動画にしました。
ピアノプロジェクション - パッヘルベルのカノン
http://youtu.be/YhnMPx4Bejs
ピアノプロジェクション - Maker Faire Tokyo 2015 デモまとめ
http://youtu.be/uj18fIrsHOU
■カノン
カノンは作るのに手間がかかったのですが、静かで地味、会場が明るい上に客席側からでは影の演出がわかりづらい、曲が長い、と展示会に向いていなかったので、結局ほとんど使いませんでした(事前に薄々予想はしていましたが)。
わりと気に入っている作品だったので、未完成部分を作り足して動画にしました。
今回の影二重奏は、鍵盤部分へのプロジェクションを活かした演出をやってみようと思って作りました。リアルな手や凝ったデザインの手は描くのが難しく、黒鍵に映像が映らないので不自然になります。そのため、やや必然的に影というデザインにしました。また、手が四本だと重なりすぎて見づらくなるため、影は片手だけにしました。
影二重奏は、ずっと前にも FF7 の動画で似たようなことをやりましたし、今回のシステムの一部はラピュタの動画で実験的に入れたものです。わりと好きなネタなのかネタ切れなのか…
影が演奏に参加する部分は、直前の実体の演奏テンポに合わせて入ってきます。
その後、実体の演奏テンポの変化に影が追従するようにしてみようかとも思ったのですが、どうも不自然になってしまうのと、元々自分はリズムが不安定すぎるので、影の速度は一定にしてメトロノーム代わりにしました。
演奏については、一人では弾けない編曲なのでなかなか楽しいです。実体と影のパート分担を整理するため珍しく楽譜を参考にしましたが、最終的には演奏が簡単になるような雑なアレンジになり、楽譜からかけ離れていきました。
また、動画がいつも似たような構図なので今回はちょっと見せ方で工夫してみました。基本視点の映像以外は時間差で撮影し直したものなので、いわゆる口パク状態です。複数台のカメラを設置するよりは楽でしたが、それでも面倒でした。
■Maker Faire デモまとめ
その他のネタで代表的なもの、気に入っているものをダイジェストでまとめました。
演奏は適当で当日の雰囲気に近いです。説明を挟みながら色々なパターンを見てもらうため、一曲一曲は短めな演奏にしていました。