2014年12月6日土曜日

ピアノにプロジェクションマッピング - ラピュタ

【Youtube】ピアノにプロジェクションマッピング --- ラピュタ・アレンジ

【ニコニコ動画】ピアノにプロジェクションマッピング --- ラピュタ・アレンジ

ピアノのプロジェクションマッピングシステムが思ったより楽しくて、動画製作とは関係なく遊びで使ったりするようになりました。
そうやってリアルで演奏したり見たりするのが楽しいのですが、今回は逆に動画ならではの特性を活かしたものになりました。

実は動画の製作途中で方針転換して丸々作り直したので、かなり遠回りしています。
初期版をテスト撮影したものはこんな感じです。



空を飛んでいるイメージで、ノーマルアレンジのラピュタを演奏していました。
それなりに気に入っていましたが、板状の物を回転させる処理を試していたら、わりとリアルな 3D 表現ができることに気づき、一気に興味がそちらに傾いて作り直すことにしました。
一応ノーマルアレンジの演奏は後半の解説で再利用しています。

ソフトは前回と同様で、Windows7 + Visual C++ + DirectX + 標準 MIDI lib です。3D の技術としては DirectX のテクスチャ非線形変換・レンダリングだけ使用しています。3D グラフィックスの領域では基礎だけですが、凝りだすと悩んで進まなくなりそうなので割り切りました。初期テストの画像がこちら。実に雑です。



例によって画力不足なので、最初の石版や中盤背景のロゼッタストーン、最後の羽根などは実写画像を取り込んで加工しました。最初の石版は昔カンボジアの遺跡で撮影したもので、お気に入りです。



一番悩んだのはソフト設計でもピアノ演奏でもなく全体のデザインで、空間上の物体のアニメーションとか色とかの微調整で試行錯誤しました。でも新しい試みで楽しかったです。鍵盤が透けて下が見えている感じは伝わるでしょうか。自分の 3D オブジェクトデザインの限界が正八面体程度だったので、全編にわたって飛行石をフル活用…

楽しんでいただければ嬉しいです。

(多分つづく)

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